足のニオイが消えた意外な方法
足のニオイと闘っていた私
学生時代まではシューズしか履いていなかったので足のニオイに悩むことはあまりありませんでした。シューズは通気性が良くて蒸れませんので。
しかしサラリーマンとなり、終日ビジネスシューズ(しかも合皮でゴム底の安いやつ)を履くようになってからは足のニオイが気になるようになりました。
自分で嗅いで臭いのも分かったし、母にも「臭い」と言われ、Agスプレーとニオイ止めクリームを渡されたほどです。元々汗かきだったことや、慣れない仕事へのストレスも拍車を掛けていたのでしょう。
スプレーとクリームは確かに効果がありました。でも毎朝つけるのは面倒です。
そもそもニオイの原因とは?
専門的な話ではなく、生活の仕方による原因をエピソードとともに紹介します。
その①:靴の蒸れ
社会人2年目の春に本革のビジネスシューズを買いました。すると、ニオイがだいぶ抑制されました。本革は吸湿性があるので、合皮に比べて蒸れずに済むからでしょう。素晴らしいことに本革シューズはどんなに履いてもニオイが靴に残りません。
とはいえ、仕事終わりの靴下を嗅いでみるとやはりニオイはあります。
その②:靴下の汚れ
自分で洗濯をするようになって、靴下がいかに汚れているかを知りました。裏返してみるとタンパク質汚れが付着しているのです。この汚れをきちんと落とすと、ニオイは抑えられることが分かりました。
(新品の靴下は終日履いてもそこまで臭くならないはずです。)
反対のエピソード
友人と災害ボランティアに行ったときのことです。真夏の炎天下で午前中だけ力仕事をし、お昼に公民館で涼んでいると、くたびれて仰向けに寝ていた友人の足がめちゃくちゃニオイました。あまりに臭いので「昨日からずっと履いているのか?」と尋ねましたが、今朝履いたものだということでした。
友人は靴下を洗濯機に放り込んでいるだけとのことでした。彼の靴下は洗濯機だけでは汚れが落としきれず、汚れが蓄積していたのでしょう。
その③:汗の量
社会人生活にも慣れ、仕事のストレスも軽減してくると、汗をかく量が減り、ニオイはさらに軽減されました。やはりニオイは汗の量に比例します。
これら3つの原因に対処しても、靴下を直接嗅ぐとちょっと臭いです。
最も効果があった方法
「体は石鹸やボディソープで洗う必要が無い」という説があります。シャワーのお湯だけで十分だというものです。私はこの説に一部賛成だったので、顔と脇と足以外は基本洗いませんでした。逆に言うと、顔と脇と足は石鹸で洗っていたのです。
スキンケアで悩んでいたとき、いっそ洗顔しない(お湯で流すだけ)ほうが良い、という説を見つけて実行しました。それに伴い、足を洗うことも辞めてみました。
最初の2日は足を洗わないまま浴室を出ることにかなり違和感があり、スッキリしませんでした。
しかし、3日経った頃、ある事実に気づきます。
「あれ?あんまり臭くない…」
なんと靴下のニオイが軽減していたのです。それから数日経過し、足を洗うのを辞めてから1週間が経った頃、靴下のニオイが消えていることに気づきました。
軽減ではなく、「消えて」いるのです。全く臭くない。
このときから足のニオイに悩むことは無くなりました。
激務で靴が蒸れまくったときはさすがに臭くなりましたが、平常時は全く臭いません。
改めて足を石鹸で洗ってみると、翌日は臭いが復活していました。ですが、足を洗うのを辞めればまた臭わなくなります。おそらく「常在菌」と呼ばれるものが関係しているのでしょう。
追加効果
靴下も汚れにくくなりました。以前は予洗いに石鹸等を使って時間をかけていましたが、今ではバケツに入れた水の中で揉み洗いするだけで済んでいます。
まとめ
足のニオイを抑える方法
- 蒸れない靴(本革)を履く
- 靴下の汚れをきちんと落とす(洗濯方法は後日書きます)
- 汗をかかないようにする(自分でコントロールは難しい…)
- 足を洗う時、石鹸やボディソープは使わずお湯だけにする。