mashipanのブログ

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未払いだった年金をまとめて払った結果

大学生時代、私は学生納付特例を申請していたので年金は払っていませんでした。

猶予してもらった額は約60万円。

サラリーマンになってから数年の間は「催促も来ないし、将来受け取れる年金は減っていく一方(なイメージ)だし、このまま払わなくてもいいのかな~」と思って払うことはあまり考えていませんでした。

ですが、長生きするなら払った方が得であることや、払うと社会保険料控除が適用されて節税になることを知り、納付を前向きに考えるようになりました。

株式投資を始めて、資産運用していくことの難しさを知ったことも大きいです。

(年金払うくらいなら自分で運用した方が得、という意見も聞きますが、決して簡単なことでは無いと私は思いました。)

自分なりに年金とお金について勉強した結果、納付したほうが得と判断したので、年金事務所に行き、追納の手続きをしました。

ちなみに年金の追納を放置していた結果、金利の関係で保険料の総額が15,000円くらい増えてました(まじかよ…)。

 社会保険料の納付による節税効果は所得税率が高いほど大きいです。

翌年は残業地獄により年収が200万近く上がる見込みだったので、年が明けてから一括で払うことにしました。(納付書受け取ったのは10月)

年明け後、銀行で一括払いし、納付書を大切に保管して残業地獄を乗り切り、年末調整で領収書を提出しました。

その結果・・・

所得税120,500円減税され、12月の給与手取りがまんま増えました。

また、住民税額を自分で計算した結果、61,400円の減税となりました。

合わせると181,900円の減税です。

納付額は613,760円だったので、差し引くと実質負担は431,860円となります。

学生の時に自力で払っていたらこの恩恵は受けられなかったので、結果的には学生納付特例を申請して得をしたのかなと思いました。

追納を迷っているあなたの参考になれば幸いです。

 

ちなみに一番お得なのは、(高収入の)親御さんが建て替え払いすることです。金利で保険料が増えることもありませんし、親御さんの所得税率が高ければ減税額はさらに大きくなります。(節税メリットはお父さんのものになってしまいますが)